今日は夜勤のみの仕事なので昼間は時間の余裕があります。先日私の父親からダンボールひとケースでリンゴが届きました。父親はリタイアして栃木県の那須高原に住んでいます。「沖縄にはリンゴが無いだろう、リンゴと言えば青森だ！」と言う感じで、毎年この時期に大量のリンゴが私に届きます。実に有難いです！

私だけでは到底食べ切れない数なので、職場で配ったり知り合いに差し入れたりしています。今日はゴマちゃんに少しだけ留守番を頼んで、毎月私がお世話になっている沖縄本島南城市の「うみかぜホームファーム」にリンゴのおすそ分けに出掛けました。

先ほど牧場に行って来たばかりで、牧場に到着したらまず大型犬の「ジョナ」が温かく迎えてくれました。”まーくん”こと牧場代表の久野雅照さんとスタッフの”ひめ”さんが出て来て、私は袋に詰めたリンゴ10個を差し入れました。とても喜んでくれて牧場まで小一時間ドライブした甲斐がありました。

馬もリンゴが大好きなのですが与那国馬も同じくリンゴが大好物です。”まーくん”は「リンゴは高くてもったいないからリンゴの芯の部分を馬にあげようね」と言ってました。でも”まーくん”の事だからリンゴ丸々使った特別ブレンド餌を馬に与える事でしょう！何よりもリンゴ丸々捨てる所なく牧場スタッフと馬がシェアして食べてくれるのでリンゴは幸せです！

リンゴの差し入れのお礼に牧場から柿を頂きました！これは和歌山県の柿で、同じく牧場のお客さんからの差し入れだという事です。こう言った人々の心遣いの物々交換は心が温まりますね。リンゴや柿…こうして南国沖縄でもちゃんと季節を感じる事が出来て、いよいよ冬が来るんだと実感します。なるほど…”まーくん”が言う通りリンゴは高価で沖縄イオンのスーパーではリンゴひと玉税込で150円もする高級品で驚いてしまいました。

牧場から帰る前に私は与那国馬達に挨拶して来ました。牧場には合計5頭の与那国馬がいてそれぞれがハエから顔や目を守る”馬マスク”を装着していて一見どの馬か分かりません。それでも私は相棒の「ルパ」を素早く認識して声を掛けるとルパは私に駆け寄って来ました。ルパの首を軽く叩いてあげながらリンゴの差し入れを伝えて「美味しいリンゴ持って来たから楽しみにしててね！」と頭を撫で撫でしました。

帰宅するとゴマちゃんは買って貰ったばかりの猫ベッドでヌクヌクと熟睡していました。与那国馬を始め、牧場の犬ヤギ猫ニワトリ達、さらに私のゴマちゃんと沢山の動物達と触れ合うと心が豊かに潤って幸せになります。動物は人間の万能薬で本当に偉いですね！

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