ゴマちゃんは来月に1歳の誕生日を迎えます。1歳になったら立派な大人の猫です。4月13日にゴマちゃんを里親として迎い入れてから早くも7週間(50日)が経とうとしています。

初めてゴマちゃんを里親募集するNPO法人ケルビムの「子猫の部屋」で見た時には、まだまだ身体が小さく他の多数の保護された猫達との狭い空間で共同生活をしていました。猫を保護している場所は最適な環境を目指して努力している事はよく分かります。しかし本当に保護猫にとって最適な環境は飼い主に引き取られて、飼い主が家族の一員として一緒に生活する事だと思います。

ゴマちゃんを飼育し始めてから食欲旺盛でスクスクと育ちかなり身体が大きくなり顔つきも風貌も大人っぽくなった気がします。しかし、ふとした仕草の中にまだまだ幼さも残っています。私の個人的なお気に入りはゴマちゃんの肉球です。真っ白な手足に焦げ茶色の肉球が映えて目立ちます。

大人になるに連れてゴマちゃんの毛の柄や斑点が大きく色濃くなってきて、ゴマちゃんの最大の特徴の頬っぺのゴマ模様もハッキリとしてきました。「可愛い」から「美人」に移り変わっています。

さて、先日ゴマちゃんの為に購入した「ねこトンネル」ですが、未だに全く興味を示しません。たまに、ねこトンネルの数十センチ前でゴマちゃんはトンネルを見つめていて、私も物音を立てずにゴマちゃんがトンネルに入る決定的瞬間を期待します。しかし見事に私の期待を裏切ってトンネルを後にします。

唯一ゴマちゃんがトンネルに自主的に入ったのは、ゴマちゃんがイタズラしてキッチンのプラスチック容器を床に叩き落とした時です。イタズラ後、ゴマちゃんは私の顔を見て私が注意しようとしたその瞬間、一目散にねこトンネルに逃げ込みました。やれやれ、未だにゴマちゃんはねこトンネルの本来の使い方を知らないようです…

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