必然の出会い
沖縄本島では昨日は夕立が降り綺麗な虹が空を飾りました。今日になっても黒い雲が多く、いつ雨が降り出してもおかしくない状態です。雨が少ない今年の夏、たまにはまとまった雨も必要です。
最近の沖縄本島はペットショップが増えてきて犬や猫の動物達を販売するお店が増えてきました。先日行ったドンキホーテにもいつの間にかペットショップがテナントてして営業していました。人間と動物を繋ぐ架け橋が増えるのは良いのですが、捨て犬や捨て猫の数も比例して増えて行く現状も忘れてはいけない問題です。
私がゴマちゃんを迎い入れた施設では里親になる為に「完全室内飼い」「去勢避妊」「保証人」「ペットが飼える物件」など条件があります。気に入った猫や犬がいても里親になる予約は動物を引き取る1週間からしか受け付けません。きっと「可愛い〜!」と動物に一目惚れして里親予約しても、時間の経過により「やっぱり引き取りません…」などのキャンセルも多いのでしょう。
実際に私はゴマちゃんを引き取る2週間前からゴマちゃんの里親になる決断をしていました。それは施設でゴマちゃんに出会った当日で、私がゴマちゃんに決めたのは、他の大多数の猫と違ってゴマちゃんが余り人間に媚びなかったからです。もちろんゴマちゃんの特徴あるおデコの模様もユニークで気に入ったのですが、1番の決め手はゴマちゃんを抱きしめた時に私がゴマちゃんに「うちに来るか?」と尋ねて、ゴマちゃんが高い声で「ミャ〜〜!」と答えた瞬間でした。
その時点は私がペット可の物件に引っ越す2週間前でゴマちゃんの里親予約まで1週間待たなければならなかったのです。それからの1週間は毎日毎日ゴマちゃんの事ばかり考えていて「どうか誰にも引き取られませんように!」と願っていました。待ちに待った1週間後に私は車を飛ばしてドキドキしながら施設にたどり着くと、窓際にゴマちゃんが居て無事に里親予約が出来ました!
今となってはゴマちゃんとの出会いも必然で、決して偶然ではなかったと感じます。私は里親としてゴマちゃんを責任を持って育てます。ゴマちゃんとの出会いはゴマちゃんの生活を大きく変えると同時に私の人生も驚くほどに変えるものになっています。これからもゴマちゃんに感謝しながらゴマちゃんに愛情を注いで行きます!