ゴマちゃんの言葉
ここ最近、ゴマちゃんは以前に比べて私にベタベタする時間が増えています。ソファの背もたれの上に上がり視線を私の位置と合わせます。ゴロゴロ喉を鳴らしながら私の口にキスをしたり鼻と鼻をくっ付けたり。
今度は私の左側に座り身体を密着させながら全身の毛繕いを念入りにしながらいつまでもリラックスしています。私もゴマちゃんを撫で撫でしながら「可愛いね〜!」とか「良かったね〜!」と話しかけます。たまに無理やり私の上半身によじ登りミャ〜ミャ〜言いながらベタベタします。
ゴマちゃんは私が「ゴマちゃん!」と声を掛けると「ミャ〜!」と必ず応えます。ゴマちゃんは完全に自分の名前を知っています。さらにゴマちゃんは「可愛い」と言う言葉を昔から知っている様で「可愛い」にはどこか嬉しそうに反応します。
きっとゴマちゃんはケルビムの保護施設「子猫の部屋」にいた時から毎日訪れる里親希望の人間達が発する「可愛い」を何度も聞いていて、それが悪い意味でなく良い意味だと認識していたハズです。
最近ではゴマちゃんがお腹が空いていてエサが欲しい時の鳴き声、私が出掛ける時にソワソワして寂しがる声、私が帰宅した時にウキウキする声、私がシャワーを浴びていてドア越しに鳴く声、ウェットティッシュで拭き拭きしたりグルーミングした後に満足そうに鳴く声、さらには大好きなイワシの煮干しが出てきた時の爆発する様な歓喜の声まで、ゴマちゃんの声と言う言葉の違いを私はハッキリと認識できます。
ゴマちゃんとの平凡な日々が続いています。ゴマちゃんの言葉を注意しながら聞き分けてゴマちゃんの気持ちを少しでも理解できる様にして行きたいです!