才色兼備
今朝もゴマちゃんに起こされました。ゴマちゃんは目覚まし時計のアラームが何時にセットされているのか分からないはずなのに、私が起床する予定時刻の3分前から私を起こしに来ます。
必ずゴロゴロ喉を鳴らしながら私の顔中に濡れたゴマちゃんの鼻をなすりつけ、私の目鼻口耳を肉球でタッチします。まあ私もまんざらでもなく、1日で1番最初に視界に入る物が可愛いゴマちゃんである事に幸せを感じます。お陰で毎朝の目覚めが好調です!
目覚めるとまずゴマちゃんは私の足もとを離れずエサの皿に私を誘導します。やはり皿は空っぽ、ゴマちゃんはお腹が空いているのでした。
ゴマちゃんも私も朝食を済ませて、私が出勤の準備をしようと着替えているとゴマちゃんは必ずソワソワし始めます。姿勢良く私を見つめながら「ニャ!ニャ!ニャニャ!」と気を引きます。
ゴマちゃんは私が出勤して暫く返ってこない事を知っているのです。出勤の準備が終わりいよいよ出掛けようと玄関に向かうと、ゴマちゃんはドアに先回りして私の出勤を阻止しようとします。
私はゴマちゃんを撫でて言い聞かせて、隙を見てゴマちゃんが外に出ないようにドアを急いで開け閉めしながら素早く家を飛び出ます。もし隣人に見られたら不思議がられるでしょうね。
でもゴマちゃんは美人で利口で「才色兼備」とは正にこの事ですね!