最近のゴマちゃんは毎朝、眠る私を起こしに来ます。ミャー！ミャー！言って私の顔に接近し私の鼻をパンチします。私に反応が無いと今度は爪を立てて私の鼻を引っ掻きます。それでも私が起きないとゴマちゃんは更に強く爪を立てて、私の鼻を下から持ち上げようとします。

さすがに私は痛みを感じるので目を覚ますと健気にゴマちゃんが目の前で鳴いています。その可愛さに私は引っ掻かれた痛みや起こされた眠気など一気に消えてしまい、結局気持ちよく目覚めることが出来るのです。

2日前からハマっている携帯ゲームがあり、内臓されている1,000種類のサンプル画像はもちろん、自分が写した画像もジグソーパズルにして楽しめます。ゲームは「Real Jigsaw」と言って、パズルのピース数は最小9ピースから最大1024ピースまで自由に選べます。

早速私はゴマちゃんの画像でパズルを始めました。暇つぶしで始めた”ゴマちゃんパズル”にすっかり夢中になり144ピースから225ピースに増やし、更には324ピースまで制覇しました。次は441ピースに挑戦して可愛いゴマちゃんのパズルを完成させたいです！

ゴマちゃんパズルに夢中になるほど私は本当に親バカだと思います。ゴマちゃんには「怒らない」「ほめる」の哲学で接しています。私は人生で何匹もの猫を今まで飼って来ましたが、ゴマちゃんが始めて去勢した猫で、ゴマちゃんが始めてペット可物件での飼育です。

今まで飼ってきた猫達には叱ったり、叩いたり、怒鳴ったり、安い不健康なエサを与えたり…飼い主主体の一方的な間違った飼育方法をして来ました。3年間猫と暮らさない期間を経て再び猫と暮らし始めたくなったその頃に「うみかぜホースファーム」での乗馬を始め代表の久野雅照さんに出会いました。

久野雅照さんはムツゴロウさんみたいに動物好きで私は衝撃を受けました。そして私は猫に対する接し方を根本的に見直し、猫と私が平等に暮らせる暮らしを望みました。そしてペット可物件に引っ越してゴマちゃんを向かい入れました。

ゴマちゃんが私の鼻を引っ掻き回そうが、ソファをゴマちゃんの爪でボロボロにされようが私は怒りません。逆に「鼻引っ掻きで今日も起こしてくれて有難う！」とゴマちゃんに感謝したいです。まあ、今まで迷惑や苦労をかけてきた昔飼っていた猫達との様々な出来事があったからこそ、現在ゴマちゃんに沢山の愛情を注ぎ込めている現実があります。これからも、もっと真面な猫な飼い主としてゴマちゃんに色々と教わって行きたいです！

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ゴマちゃんと暮らし始めて来週で半年が経ちます。時の流れは早いものですが、この半年はゴマちゃんとの濃〜い月日で沢山のドラマがありました。同時に動物と暮らす幸せや素晴らしさを再認識する6ヶ月になりました。

これからもゴマちゃんとは1年3年5年10年…と人生を共に生きて行きます。成猫とは言えゴマちゃんの年齢は1歳と4ヶ月で、まだまだ子猫のあどけなさが残り甘えん坊なところがあります。先日の牧場の看板猫「トム」と比べても、ゴマちゃんはまだまだ顔の骨格が小さく、まだまだ成長期は続くでしょう。

今朝も天気が良く空気が涼しかったので窓を開けて新鮮な空気を取り入れて室内環境を整えました。完全室内飼いのゴマちゃんはフレッシュな朝の空気を美味しそうに楽しんでいました。

ゴマちゃんは窓際のテーブルの上に乗りながら外の風景を眺めるのが好きで、ゴマちゃんの目線の先には高速道路があります。森に覆われた高速道路の所々から走り去る車が姿を見せては消え、また違う車が姿を見せては消えの連続です。このチョコチョコした動きがゴマちゃんの気をかなり引くようで、ゴマちゃんは首を左右に懸命に動かして車の動きに追いつこうとします。

ゴマちゃんを観察していると時間を忘れてしまいます。先日の台風の日にヤモリの子供が自宅に迷い込みました。ヤモリに先ず反応したのはゴマちゃんで、鬼の形相でヤモリの子供を追いかけ回しました。その日はヤモリの勝ちで上手く逃げ切りました。

2日後、ゴマちゃんが突然暴れ始めたと思いゴマちゃんに目を向けると…ゴマちゃんが例のヤモリの子供を口にくわえていました。そしてパクパクと食べ始めました。しかも行儀良く姿勢良くヤモリの子供を食べてしまいました！やはりゴマちゃんは正真正銘の猫、可愛いゴマちゃんでもバッチリ野生の感覚は持ち合わせていますね！

沖縄でも夏から秋への季節の変化を感じられます。同時にゴマちゃんの毛も少しづつ伸びて来て冬に備える準備を始めています。これからもゴマちゃんに目を配りながらゴマちゃんの些細な変化や要望に出来るだけ応えてあげたいです。うみかぜホースファームの久野雅照さんの哲学「怒らない」「ほめる」を忘れずにゴマちゃんと接して行きたいです！

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乗馬から一夜が明けましたが、やはりホースセラピーの効果は絶大で私は朝からとても穏やかな気分に包まれています。次回の乗馬は11月で毎月欠かすことが出来ません。

昨日は乗馬が終わった後もしばらく牧場に居ました。牧場には与那国馬、犬、猫、ヤギ、鶏など動物達で溢れています。全ての動物が人間にフレンドリーで向こうから私に寄ってきます。特にヤギが興味深く撫で撫ですると喜びます。沖縄ではヤギを食用として飼育するだけでなくペットとして暮らしている人が多いです。

自然豊かな南城市、静かな空気が流れ動物達が沢山共存する牧場は心地が良く、いつまでも時間を忘れさせてくれます。乗馬後に相棒のルパが食事をしているのを見て癒されていると…気付けば前方に与那国馬2頭、左に鶏2羽、右にヤギ、後方に犬と猫と計7匹の動物達に囲まれていました。

牧場の動物達は種類は違うけどお互いがコミュニケーション出来るようで、犬をイジメたり鶏に意地悪すると牧場の動物達全てに話が伝わるシステムがあるみたいです。なので私は与那国馬だけでなく全ての動物達に心から愛情を注ぎます。動物達は人間の本心を簡単に見破る事が出来る能力があります。

うみかぜホースファームの代表である久野雅照さん、通称”まーくん”の「怒らない」「ほめる」の調教法を私はゴマちゃんとの暮らしに取り入れています。まーくんは馬を昔の様に一般の人々にもっと身近な存在に戻したく活動しています。なので上流階級の乗馬クラブで教官が下手な生徒を怒ったり、馬が本当は喜ばない人間主導の馬術の強要などが横行する、現代の馬と人間の関係に疑問を投げかけています。

馬と触れ合い馬と遊ぶ事により人間と馬との信頼関係が生まれます。実際に馬に乗るためには技術が必要ですが、この牧場では下手でも馬が動かなくても絶対に駄目出しはしません。技術云々よりも、もっと根本的にある馬との心の繋がりの大切さを気付かせてくれるのです。

うみかぜホースファームでの乗馬法は代表久野雅照さんのスタイルで、与那国島の言葉を使って馬に指示します。馬に乗る前に十分に信頼関係を構築すれば、乗馬中に馬は乗り手に集中してキビキビと背中に乗せてくれます。なので決して「馬＝乗り物」では無いのです！

牧場の代表、久野雅照さんの変わらない信念と哲学に惹かれて私はうみかぜホースファームに毎月通い続けています。希少な与那国馬との触れ合いという「本物」の体験を通じて私自身の心の豊かさが養われますし、動物を愛する心の構築、やがて全てがゴマちゃんと暮らす上で大切な要素になります。本当に動物は偉いです！

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