動物愛護とビジネス
台風16号は動きが遅く長い間に渡り沖縄本島は台風の影響で湿度の高い梅雨の様な日々が続いています。こんな時は除湿機が欠かせません。毎日毎日タンクを満タンにさせる湿気!もし除湿機が無かったら、あれ程の量の水は室内の至る所に染み込んでいたはず…
そんな環境に完全室内飼いのゴマちゃんを閉じ込めておく事は絶対に出来ません。今日も一日中除湿機を稼働させていました。さらにバスルームの床と壁のタイルをデッキブラシとハンドブラシでゴシゴシ洗浄して、カビの発生や繁殖を抑えました。
自宅に帰れば必ずプラズマクラスターイオンエアコンの空気清浄を作動させて空気中のカビ菌やウイルスを除菌してゴマちゃんに綺麗な空気を提供しています。ゴマちゃんは現在ソファの上で私の左側にピッタリと寄り添っています。このマッタリとしたひと時が私にもゴマちゃんにも至福の時で、何の心配事もストレスも無く1日の疲れをゆっくりと癒します。
ここ数年で沖縄には新しいペットショップや猫カフェが続々とオープンしています。動物と人間が触れ合える素晴らしい機会の提供は素晴らしいのですが、中には「ちょっとチャンネルがずれているのでは?」と思いたいビジネスも存在します。
今年の夏に沖縄中部にオープンした猫カフェは1匹数十万円から百万円もする”高級猫”を十数匹ラインナップさせたビジネスを始めました。ベンガルからロシアンブルーなどの血統書付きの猫それぞれに、洋服やバッグ等の高級ブランドの名前を付けて猫カフェビジネスを展開し始めました。
私が気になったのは、この”ブランド猫カフェ”は「小学三年生以下の入店お断り」をルールに掲げています。一体この規則は何なのか?この猫カフェの意味は何なのか?誰のための猫カフェなのか?様々なマイナス要素が溢れ出します。つまりは、一匹数十万円から百万円もするブランド猫達をガキ達にイタズラされたくないという単純な理由なのか?
見てください、この美しいハイビスカスの花!こんなに人々をうっとりさせる綺麗な花が沖縄の至る所で誰でも楽しめる環境に咲いています。ハイビスカスはもちろん”小学三年生以下の子供達”にも平等でオープンに美しさを提供しています。当然、子供達は誰も花を傷つけたり痛めつけたりしません。
自然の美しさや動物との触れ合いは小さい子供達にこそどんどん提供するべき物で人生教育に繋がり心豊かな子供が育ちます。日本の子供達は日本の未来そのものです。そんな人間としての精神を築く重要な世代の小学三年生以下の子供達を受け入れない猫カフェは、ビジネスを只の金儲けとしか考えていないのでは?ビジネスを公共に提供する意味や責任を見失っているのではないか?と感じます。
猫1匹に百万円支払って購入するよりも、多数の里親募集猫や足長おじさん募集猫、更には寄付金や寄付物資に百万円使う方が意味があるお金の使い方であるし、本当の意味での動物愛護だと私は思うのですがいかがでしょう?




