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昨日7月4日はアメリカの祝日である独立記念日でした。米軍嘉手納基地に勤務する私はアメリカの暦の上で生活しているので昨日は祝日、しかし職場では祝日の特別イベントの開催により祝日でもバッチリと仕事でした…
特別な祝日企画という事で勤務体型がいつもと異なった”お陰”で午前中はゆっくりできました。しかし！朝の6時にゴマちゃんが私のベッドにやって来てゴロゴロ喉を鳴らして「ニャ！ニャ！ニャニャニャ！」とフレンドリーに呟きながら私の鼻をかじり、指を引っ掻き、眼の辺りを猫パンチします。私は寝ぼけながらゴマちゃんを何度も床に降ろし何度も寝返りをうちながらゴマちゃんの目覚まし攻撃を阻止します。するとゴマちゃんは静かになりました。
さて攻撃も収まり、もう少し安眠しようと再度眠りにつくと2時間ほど経過していて再びゴマちゃんの目覚まし攻撃第2弾が開幕！先程の第1弾攻撃と何も変わらない何度も繰り返す私の寝返りとゴマちゃんの猫パンチ…私は寝ぼけていた勢いでゴマちゃんを強く突き放しました。するとゴマちゃんは「ミュ〜〜」と悲しそうな声で何処かに行ってしまいました…
私が起床するとゴマちゃんは一階リビングにいてサーキュレーターの後ろから不機嫌そうに私を見ていました。ゴマちゃんの名前を呼んでも反応がありません。私は急いでシャワーと朝食を済ませてゴマちゃんの顔をウェットティッシュで拭き目ヤニ鼻クソを取り除きました。続いてゴマちゃんにグルーミングをして念入りにブラッシングしました。いつもより丁寧に、ゴマちゃんに謝りながら、時間をかけての心を込めたグルーミング！
その後、部屋の掃除をしてゴマちゃんのトイレ掃除、エサ皿を洗って新鮮なカリカリのエサを与えました。ゴマちゃんは必死にエサに食らい付いていました。暫くするとゴマちゃんはソファに座っていた私の横にピョ〜ンと軽快に飛び乗り、上機嫌にゴロゴロ喉を鳴らしながら私にピッタリといつまでも密着していました。私はゴマちゃんに「ありがとう…」と声をかけました。
ゴマちゃんの一喜一憂とか一件落着劇を重ねる何でもない日常こそが実は本当の幸せなのでしょう。大富豪だろうが、権力者だろうが、有名人だろうが、独裁者だろうが…「時間」はこの世に生きている以上、誰にでも平等に与えられています。その時間をどう使うかは人間の選択です。私は動物との時間を1番大切に費やしたいです。なぜなら動物と過ごす時間こそが人間として1番の贅沢な時間の使い方なのです。
何だか今回は、ゴマちゃんとのほんの何気ない生活から「動物と触れ合う大切さ」とか「動物への感謝」とか「動物の偉さや人間の醜さ」そして「私自身の小ささ」など深〜く考える貴重な「時間」を過ごす有意義な”豊かさ”を手にしたようです。
ふと気付けば、早朝の不機嫌から現在の上機嫌になったのはゴマちゃんではなく、実は私自身だったのです！
やはり、動物は本当に凄いな！！
オマケ画像です。沖縄の真夏の青空を見つめるゴマちゃんの背中のシルエット！
